TEI古典籍ビューワ

TEIviewer4EAJ ver. 2024-11-12

はじめに

一般財団法人人文情報学研究所では、東アジア古典籍を主な用途とするTEIのビューワを開発しました。現在は、翻刻や校訂テキスト、固有表現リンク等の形式に対応しており、古典文学、和歌、仏典、近代小説などの事例に適用しています。詳しくは以下をご覧ください。

想定される用途

このビューワは、手元のファイルを気軽に表示することを目指すもので、TEIに準拠したマークアップの作業をしながら表示のされ方を確認したい時や、作成したTEI準拠テキストをプレゼンで提示する時などに利用されることを念頭に置いて開発しています。

活用事例 - テキストは事例提示用のものですのでご注意ください!

典籍名(典籍のタイプ・構造化データ作成者) - 本文・全体構造以外の主な表示機能 


自分のTEI準拠ファイルでTEI古典籍ビューワを使用する場合

現在、表示機能が対応している主なマークアップ手法


制限事項

Webブラウザでの処理を前提としているため、大きなファイルを表示しようとするとブラウザがフリーズしてしまいます。PCの性能にもよりますが、2MBくらいが一つの目安になります。

現在は開発中であり、TEIガイドラインにおいて提供されるエレメントのなかではまだごく一部にしか対応していません。開発・実装についてのご相談は受け付けております。

ビューワの開発体制について

本ビューワは、永崎研宣が開発していたビューワを元に、一般財団法人人文情報学研究所フェリックス・スタイルが共同で開発を行っています。また、実装にあたっては日本を含む東アジアの古典籍のTEI準拠ファイルを様々な方々から提供していただいています。


本ビューワの開発に関連する研究発表等は以下の通りです。